戦争と性暴力は一体 軍拡を許さない女たちの会がシンポジウム開催

「平和を求め軍拡を許さない女たちの会」は15日、都内で第6回シンポジウムを開催しました。平井美津子・子どもと教科書大阪ネット事務局長が「戦争と性暴力」と題して講演し、日本軍「慰安婦」制度と公娼制度の連続性を指摘。「声を上げた女性たちを石で打つような社会を変えていきたい」と訴えました。

田中優子・法政大名誉教授、竹信三恵子・和光大名誉教授は、韓国での女性団体との交流を報告。東北アジアでジェンダー平等と平和のプラットフォームづくりを提案したと紹介しました。

討論では、映画監督の松原文枝氏が武器輸出政策の危険性を指摘し、徳田悠希氏(市民団体GeNuine代表)は「戦争を自分のこととして考えることが大切だ」と呼びかけました。

「平和を求め軍拡を許さない女たちの会」第6回シンポジウム

【しんぶん赤旗 9月17日 より】

(にいざ民報 2025年9月28日 No.2094)