9月議会が始まる 第二老福センター建替えなど27議案が審議に

新座市議会第3回定例会は8月29日〜9月27日まで開かれます。日程は下記の通り。市長提出の議案は、条例7件、補正予算6件、決算8件、契約1件、道路認定4件、その他1件の27件です。

条例改正案は、(1)生産緑地地区の規模を500平米以上から300平米に改め小規模農地も保全対象とする。(2)重度心身障がい者医療費については従来は本人負担ゼロで、県と市が半分ずつ補助していました。来年1月から埼玉県は所得で対象者を制限することとしたため、それに合わせて新座市も年間所得360万4000円(扶養親族等一人につき38万円加算)以上の世帯の障がい者の方を補助対象から除外すると改める。(現在受給している人は2022年9月までの経過措置あり)など提案されています。

一般会計補正予算では、(1)第2老人福祉センターの建て替え費約7億248万円計上。大和田4丁目に移転建て替えを行います。敷地面積約2895平米、延べ床面積1340平米です。鉄骨平屋建てですが、現在の建物の約1.5倍の広さとなります。来年1月から建設工事を始め、再来年の1月から利用開始の予定です。(2)野火止運動場野球場の改修工事費1億5095万円を計上。硬式野球の利用ができる野球専用グランドに改修します。今年11月から工事に着工、来年4月から利用開始の予定です。(3)小中学校のブロック塀等の改修に向けた設計費364万円を計上。片山小・八石小・東北小・栄小・新座中が対象。すでに夏休み中に、西堀小、片山小、第四小、野火止小、東野小、新堀小、陣屋小、新座第二中、第五中のブロック塀の撤去等を実施し(1270万円)、東野小と第二中の設計を実施しました。(4)危険ブロック塀等の撤去等の一部を助成する制度を創設し、300万円の予定で計上。対象は公共道路等に面する高さ1.2mを超えるブロック塀等で、撤去工事のみの場合は1mあたり5000円で限度額は20万円です。撤去工事と築造工事の場合、1mあたり1万5000円で限度額は40万円です。(5)新座駅前公衆トイレの整備費795万円。(6)平林寺周辺歩道整備費(こもれび通り)に向けた設計費など600万円。(7)総合運動公園トイレ改修費529万円。(8)市民総合体育館邨トイレ改修費1075万円。(9)大和田運動場少年サッカー場のトイレ及び暫定駐車場の整備費1900万円。(10)生活保護世帯の子どもの大学等への進学にかかる準備金300万円などが計上されています。

また、福祉型児童発達支援センターの建設工事の入札が8月1日に8社が参加して実施され、市内の増木工業株式会社が落札しました。契約金額は4億7412万円(税込)です。堀ノ内2丁目(第1老人福祉センターの隣)に建設されます。竣工は来年8月29日です。

(にいざ民報 2018年8月26日 No.1778)