2020年11月、新座市制50周年 改めて新座市史編さんを

笠原すすむ議員

2020年は東京オリンピック・パラリンピックが行われる年ですが、同時に、この年の11月1日に新座市は市制施行50周年を迎えます。

笠原すすむ市議は一般質問で「歴史的公文書の保存と活用」について取り上げ、新座市史の編さんを改めて実行してはどうかと提案しました。

日本共産党市議団は8月9日、兵庫県尼崎市立地域研究資料館を視察しました。地域の歴史を知るうえで古文書や古記録、歴史的公文書、刊行物や地図・写真などの歴史資料はかけがえのない文化遺産です。尼崎市の資料館はこれらの歴史資料を毎年新たに収集・保存し、広く市民に閲覧・公開していました。市史編さん室も兼ね、職員は11人いました。尼崎市は一昨年市政100周年を迎え新たに「たどる調べる尼崎の歴史」「尼崎の歴史ダイジェスト版」などを刊行しています。

笠原すすむ市議は尼崎市の様子を紹介し、同時に、野火止公民館が平成10年、11年編集・発行した講座クローズアップにいざ、「野火止の昔を歩く」記録集、「川越街道を歩く」記録集と「大和田史談」(平成19年 田中定一元新座市議編集発行)も紹介して、新座の歴史・文化を改めて学ぶことはとても意義あることと強調、市制50周年にふさわしい取り組みをしようと提案しました。

並木市長は「新座の歴史を学び新座に愛着を感じてもらうことはシティプロモーションになる。市史編さんについては教育委員会と協議したい。」と答えました。

金子教育長は、「歴史民俗資料館で古文書などを展示しているが、50周年に当たり市史編さんは市教委としてぜひ行いたい。教育委員の宮瀧交二氏は他市の市史編さんに関わっていて心強い味方もいるのでしっかり行いたい。」と答弁しました。

(記・笠原すすむ市議)

(にいざ民報 2018年9月30日 No.1783)