待機児童192名(※第1次選考後) 保育士不足のため14園85名の定員制限

厚生常任委員会で令和3年度保育所入所状況について報告がありました。

公立6園(定員670名)、法人30園(2272名)、認定こども園1園(保育利用分106名)、小規模保育施設25園(367名)で、合計62園で定員3415名となっています。新たに法人保育園1園(はなにこマロン保育園30名定員、栗原地域)が開園します。

就労、就学、病気療養または求職活動等の理由による申請で入所保留となっている方は192名で昨年度より2名増となっています。保育士不足に伴い、14園85名(うち公立保育園5園で36名)の定員制限になっています。(全称2年度は7園で51名)

日本共産党が要望し、全和2年度予算に新制度として計上された保育士宿舎借り上げ支援制度は13施設で28人の利用でした。新年度も予算計上されています。

委員会質疑の中で辻実樹市議は「公立保育園でも保育士が足りずに入所制限になっているのか」と質問しました。保育課長は、「産休、育児休暇を取る職員が例年よりも多かった。わかった段階で臨時職員の募集をかけたが応募がなく、令和3年度予算で代替職員の派遣会社(時給が高い)に委託する予算をお願いしている」と答えました。

下表は委員会で提出された保育園、認定こども園、小規模保育施設申込状況。

保育園、認定こども園、小規模保育施設申込状況(第一次選考後)

(にいざ民報 2021年3月14日 No.1894)