総選挙に勝利し、野党連合政権で党創立100周年を迎えよう
10月6日、新座市民会館で「総選挙勝利のための学習決起集会」が行われました。
工藤かおる埼玉4区予定候補は、「安倍、菅政権は社会保障を削りに削ってきた。貧困と格差を広げた社会保障を立て直さなければならない。国民の暮らし第一の政治に変えるために一緒に頑張りましょう。」と決意表明しました。
梅村さえ子北関東ブロック比例代表予定候補が「本気の政権交代ヘー日本共産党の真価を今こそ」と題し、講演を行いました。
岸田首相が14日解散、19日公示、31日投票を表明したことに対し、「新政権ができた時に首相が決まったときに解散を宣言する、こんなことは今までなかった。それだけ自民党政権が追い詰められている結果。総裁選そのものが自民党の党利党略そのものだ。共産党は最後まで予算委員会の開催を追及していく。」と述べました。4年前、議席に届かず涙を飲んだが、胸に議員バッジはなくても、できることはあると埼玉、群馬、栃木、茨城167の自治体全てをまわってきた。
消費税の減税が野党の共通政策に
野党は市民連合の皆さんと9月8日に共通政策を発表した。感動したのは消費税減税が盛り込まれたこと。
消費税は1989年4月から3%でスタート。導入時は自民党以外、公明党も合めて全部の政党が反対だった。ところがいったん導入されると共産党以外の政党は次々と態度を変えてしまった。5%から8%、8%から10%と安倍政権は2回も増税し13兆円も負担を押し付けた過去最大の大増税内閣。現職の際には10%を撤回しろとシングルマザーの窮状を訴え追及した。天下の悪税である消費税は必ずなくす日が来ると、信念を持ってやってきたが共産党以外の政党が、次々と態度を変える中、遠く感じた。でも真実がある限り、どんな困難があるとしても、諦めず闘うのが私たちのすべてだという思いで消費税をなくす会の運動を32年間やってきた。
安保法制の闘いで、野党共闘ができた結果、格差と貧困が広がる中でついに立憲民主党は6月の通常国会の最終版、与党が国会を閉めてしまう事に抗議して野党で内閣不信任決議案を出した。その趣旨説明の本会議の討論で枝野代表が初めて時限的だが消費税を減税すると言った。増税の流れにあった政党が野党と減税に足を踏み出すことを表明した時には身震いした。政党や政治は、決まったレールがあるのではなく、市民の署名、声、運動があって市民と一緒の立場で変わっていくことを実感してきた。
政権交代を実現しよう
私たちは地位や名誉のために活動しているのではない。1人1人が大切にされ、平和で豊かに暮らせるように、それぞれの立場で力を尽くしているのが共産党。共産党に誇りをもって強く大きくすることが、未来の平和と民主主義をつくる確かな道だと確信にした。広げれば広げるほど共感が広がる。今度の選挙で政権交代を実現していこう、来年の党創立100周年を野党連合政権で迎えよう!と呼びかけました。
工藤かおる 埼玉4区予定候補
梅村さえ子 比例ブロック予定候補
(にいざ民報 2021年10月17日 No.1921)