6月議会が開会 ワクチンの4回目接種、にいバスの電気車両等が予算計上

新座市議会第2回定例会が5月30日から6月16日まで開かれます。日程は下表の通りです。市長提出議案は18件です。内訳は、専決処分の承認を求める案件が3件、条例が7件、予算が2件、契約が1件、財産取得が4件、人事が1件です。追加議案が2件予定されています。

6月議会日程表

ワクチン接種

4回目接種は専決処分

4月21日一般会計補正予算第2号が専決処分されました。新型コロナウイルスの4回目のワクチン接種を実施するために、先行して必要となる接種券の印刷等を実施するため1億1278万8千円の予算を決めました。全額が国から補助されます。4回目の接種を早く実施するため、5月30日からの議会を待たずに予算執行されました。6月議会で正式に議決します。

条例の中で5件は職員などの期末手当を減額するものです。令和3年の人事院勧告で国家公務員の期末手当の支給割合を引き下げる事が示され今年の6月期の期末手当から減額されます。新座市でも、この国会公務員の取扱いに準じることとして、条例の改正案が提出されました。

職員等の期末手当は引き下げ

一般職員の期末手当・勤勉手当の支給割合(年間)は4・45月から4・30月、再任用職員の期末手当・勤勉手当は2・35月から2・25月、会計年度任用職員制度(非正規職員)の期末手当は2・55月から2・40月、議員・市長・副市長・教育長の期末手当は3・35月から3・25月にそれぞれ減額されます。

一般会計補正予算第3号は、10億9526万円の補正増で、主なものは①4回目のワクチン接種委託料など4億438万円、②(仮称)大和田多目的運動場の暫定整備費1億6966万円、③大和田3丁目に新たに水遊び大型遊具を配置した公園の設計委託料3300万円、④「にいバス」の電気車両(1台)の購入費2887万円、⑤保育所等への新型コロナウイルス感染症対策の改修や設備の整備等に対する補助4218万円、⑥新型コロナウイルス感染症による自宅療養者への食料品等支援事業の増額4074万円などが予算計上されています。

契約案件は、二中の給食室等増築及び改修工事契約締結です。財産の取得は、①市役所のパソコン100台で1799万円、②避難所に配置する感染症対策パーテーション2909個で3769万円、③小中学校のパソコン447台で2817万円、④二中の給食備品3916万円の購入です。

経済対策第9弾は追加補正

追加が予定されているのは、①一般会計補正予算第4号は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(新座市への交付限度額は4億2517万円)を活用した第9弾の対策が提案されます。②東北放課後児童保育室の増設工事契約の締結議案です。

(にいざ民報 2022年5月29日 No.1947)