2023年6月議会 日本共産党議員の一般質問

日本共産党 市政・議会報告

一般質問でみなさんの声を議会に届けました


厚生常任委員 しまだ好枝市議

しまだ好枝議員

高齢者いきいき広場の開所日を元の週7日間に
新座駅北口に喫煙所の設置を

Q.高齢者いきいき広場は、現在4日間は市が管理運営し、「3日間は自主運営してもよい」となっている。しかし、高齢者がいつまでも自主運営することは大変厳しいので、市のほうで7日間とも運営してほしい。
A.自主運営は利用者にとっての負担が大きく、ちょっと無理があるのかなと理解している。来年度以降については、現状を踏まえながら、さらに検討していきたい。しばらく待ってほしい。

Q.新座駅北口のたばこのポイ捨ては目に余るものがある。一般ごみも多く落ちている。きれいな駅にするためにも、北口に喫煙所を設置してほしい。
A.駅前広場の基本設計の中で、適切な設置場所があるかどうか、審議会の意見等も聞いたうえで検討したいと考えている。


副議長・総務常任委員 小野だいすけ市議

小野だいすけ市議

にいバスの新時刻表は撤回し、利便性の向上を
水道水での有機フッ素化合物PFASの検査を

Q.4月から始まったにいバスの新時刻表は、不評です。志木コース(旧北コース)では、「行きと帰りの便数が減少し、利用できなくなった」という声を多く聞きます。新時刻表を撤回し、旧時刻表を基に充実させてください。
A.にいバスのルート変更後、多くの苦情があることは認識しています。今後の検討課題としたいと考えます。

Q.都内で有害な有機フッ素化合物PFASが地下水から基準値以上の値で検出されました。新座市の水道も地下水をブレンドしています。検査はどのようになっていますか?
A.野火止浄水場に続き、新たに西堀・片山浄水場の地下水を検査しました。基準値以下であった。新座団地は、今後検査していく。


建設常任委員 小野ゆみこ市議

小野ゆみこ議員

健康入浴施設利用券(お風呂券)の復活を
公民館は月曜日も開館せよ

Q.財政非常事態宣言が出され、削減された事業です。市民が楽しみにしている健康入浴施設利用券を再開してはどうでしょうか。

A.国民健康保険被保険者、後期高齢者医療被保険者の健康入浴施設利用補助は、令和2年で廃止した。健康の保持増進の一助となる事業であることは認識しているが、本事業を再開する考えはありません。

Q.現在公民館も集会所も月曜日が全て閉館となっています。多くの市民が活動を再開しています。以前のように、公民館を隔週月曜日に開館するべきでは。
A.公共施設の在り方の見直しで毎週月曜日を休館とした。利用者の活動に大きな支障が生じているとの認識は持っていません。現在のところ、休館日の変更は予定していません。


建設常任委員長 石島よう子市議

石島よう子市議

学童保育指定管理者変更は保護者の声を聴いて
運転免許証自主返納者への支援策充実を

Q.人材不足を背景に片山・池田・陣屋各学童保育の指定管理者を社会福祉協議会からシダックスに変更する方針だが、学童保育は支援員と子どもや保護者との信頼関係が何より大切だ。不安の声をどう聴くのか。また、支援員の欠員解消、定着には処遇改善が必要だ。
A.事業者が変わることに心配があるのは理解しているので、7月に説明会を実施する。市としても社会福祉協議会の支援員の処遇改善も考えなくてないけないと認識している。社協からの提案書を検討し改善する。

Q.運転免許証の自主返納への支援は、にいバス無料乗車制度のみ。民間バスの回数券やタクシー券の交付等、多くの人が利用できる制度にするべき。
A.現段階で支援する考えはない。調査研究はする。


文教生活常任委長 黒田みき市議

黒田みき市議

プラごみ減へ、学校給食のストローレス化を
ひとり親世帯家賃補助制度の創設を

Q.給食のストローレス化は児童生徒が環境問題を身近に感じ、行動する学びの機会になる。一部の学校にとどまらず市全体の取り組みとして提起を。
A.脱炭素社会を目指すことを教育の一環としていけば非常に効果的と考える。この取り組みを全ての学校で進めたい。年間のストロー消費量は738㎏。牛乳パックをストローレスパックに代える働きかけもしていきたい。

Q.住まいは生活の根幹であるが公営住宅に入れるのはひとり親世帯の2割程度で民間賃貸住宅の住居費の支出負担は、相当重くなっている。ひとり親の自立促進のためにも家賃補助制度を実施してほしい。
A.新たにひとり親家庭の家賃補助制度を創設する考えはない。


厚生常任委員 笠原すすむ市議

笠原すすむ議員

ゴミの戸別収集の実施を
都計道東久留米志木線の横断歩道に信号設置を

Q.ゴミの戸別収集を多くの市民が望んでいます。収集車両や作業員の増が必要となります。地域を限定して着手してはどうですか。
A.将来的には戸別収集を視野に入れて、試験的な実施を検討する必要があると思いますが、ふれあい収集をスタートさせたばかりで、今年度中に市内全域に拡大します。戸別収集は、委託事業者と協議研究します。

Q.都市計画道路東久留米志木線の石神一丁目と四丁目を結ぶ地点に横断歩道が設置され喜ばれています。通過車両も多くなったので信号の設置が必要です。横断旗を置くことはどうか。
A.新座警察署の見解は、交通量は設置基準を満たしているが、より必要性の高い所から設置しており、現状では難しいとのこと。管理者がいれば旗は設置する。


(にいざ民報 2023年7月16日 6月議会報告号)