野党共闘の再構築に挑戦『中央公論』 志位委員長インタビュー

『中央公論』12月号は、「野党共闘の再構築に挑戦する」と題した日本共産党の志位和夫委員長のインタビューを掲載しています。

共産党は野党共闘の成果をどう評価し、どう進めるのかと問われた志位氏は、“野党共闘は失敗した”との言説が流布されていることに対し、「冷静に事実を見てほしい」と強調。市民と野党の共闘以降、16、19年の参院選で計21の1人区で野党統一候補が勝利したこと、17年総選挙で32の小選挙区で勝利し、政権交代に挑戦した21年総選挙で59の小選挙区で勝利した事実を示しました。

その上で志位氏は、「野党共闘には弱点もあるし課題もあるが、確かな成果もあげている。その事実の上に立ってよりよいものにしていくことが大切ではないか」と述べています。

志位氏は、立憲民主党の泉健太代表との党首会談で「次の総選挙で与党の議席を最小化するために連携していく」とした合意を出発点にし、「野党共闘を再構築するために努力していきたい」「比例代表を軸に総選挙で躍進を果たしたい。小選挙区でも勝てる共産党になるようチャレンジを続けていきます」と決意を述べています。

【11月12日付 しんぶん赤旗より抜粋】

(にいざ民報 2023年11月19日 No.2013)