野火止集会所は廃止ではなく、存続を

黒田みき議員
新座市公共施設再配置計画審議会の資料では、「野火止集会所は2030年までに廃止する」との方針が示されています。
黒田みき市議は、3月議会の一般質問で「集会所は地域コミュニティを促進し住民の暮らしを豊かにするための施設だ。地域住民の『野火止集会所を継続してほしい』という声に答えて存続を」と求めました。
野火止集会所は、利用者数が平均以上多い施設
市長は、「野火止集会所は、旧耐震基準の下で設計され、昭和53年に建設された。直ちに使用を停止しなければならないほどの劣化はないが、建物内天井や壁に不具合の兆しがみられる。今後市民説明会を開催し、市民の皆さまのご意見を聴取し、計画策定に向けて検討を進めたい」と答弁しました。
黒田市議は、「建設から50年が経つということで、安全性は大事だが、必要な補修をして使用するという選択肢はないのか。また利用人数はどのように分析したのか」と再質問。
総合政策部長は、「小規模な建物で構造が簡易なものについては、費用対効果等を踏まえ耐震補強よりは、必要があれば建て替え等をした方が効果的と考えているので、集会所の施設を耐震補強する考え方は持っていない。野火止集会所は、利用者数は平均以上と捉えており(廃止について)非常に苦渋の決断をした施設の1つでもある」と述べました。
近隣の東一丁目集会所も廃止の方針
黒田市議は、「近くにある東一丁目集会所も長期的に『廃止』の方針となっているが、利用者数は今でも多いのではみ出してしまう。他の施設があると言うには足らないのではないか」と再質問。
総合政策部長は、「東一丁目集会所は長期の期間で廃止をかかげている。まだ先の話でもあるので、利用の実態を踏まえながら柔軟な対応はしていく必要があると考えている」と述べました。
必要な修繕を行いながら存続を
黒田市議は、改めて「野火止集会所はできる限り長く使えるようにしてほしい」と求めました。
総合政策部長は、「期間の位置づけの目安は50年としているが、50年過ぎたらすぐダメになるわけではないので、個々の建物の状況を見ながら、利用状況や建物自体の老朽化の度合いを観ながらもう少し使っていこうという判断はあり得ると考える。何より大事なのは安全性なので、その状態をよく確認して必要な維持をしながらもう少し使うという判断は、可能性としてはゼロではないと思う」と述べました。

(にいざ民報 2026年4月19日 No.2116)


