「原発再稼働中止の市議会決議を」 市民からの陳情を総務常任委員会が3対2で否決

「原発再稼働中止を求める決議」の陳情(にいざ市民ホーキの会提出)が総務常任委員会で審議され、3対2で否決となりました。

陳情代表者は「国民の69%は再稼働を望んでいない。福島の18歳未満の子38万人から197名もの甲状腺癌の疑いがあるという診断が出た。原発事故処理は終わっていない」と述べました。

反対の委員は、「原発を無くすと雇用が心配」「市議会で決議を上げる事案と思われない」(政和会)、「原発を止め火力発電に頼り電気代に反映している」(公明党)等と述べました。

工藤薫委員と平松大佑委員は、「未だに7万人が避難し復興は課題山積だ。福島事故から学び自然再生エネルギーに切り替えるべき」と陳情に賛成しました。

(にいざ民報 2018年3月18日 No.1757)