電気止められ熱中症で死亡 60代 生保受給の女性 扇風機、エアコン使えず
7月29日札幌市西区の5階建てマンションで生活保護を受給していた60代の女性が死亡しました。激しい脱水症状が確認され、熱中症でした。部屋にはクーラーや扇風機がありましたが、料金を滞納し電気を止められ、使用できない状態だったといいます。
日本共産党の畠山和也前衆院議員氏と田中啓介札幌市議は直ちに市役所を訪れ市の対応をただしました。「ライフラインが止まるということは命に関わる。こうした事件を二度と起こしてはならない」と述べ、「国の通知ではライフライン業者との連携を求めている。電力、ガス、水道などの会社・機関と早急に協議し改善するよう求めました。
(8月2日付 赤旗)
担当者から状況を聞く(左から)田中、畠山の両氏=1日、札幌市役所
(にいざ民報 2018年8月12日、8月19日 合併号 No.1777)