米軍基地の資産価値、11兆円 世界一の米軍基地国家
米軍の海外基地の内、在日米軍基地の資産価値総額が約981億8800万ドル(約11・1兆円)に達し、2番目に多いドイツの約2倍に達していることが、米国防総省の「基地構造報告」(2018年度版)で明らかになりました。
日本は毎年、世界に例のない米軍「思いやり予算」で施設を新設・改修しているため、必然的に評価額が上がります。基地別にみると、嘉手納(沖縄県)、横須賀(神奈川県)、三沢(青森県)、岩国(山口県)、横田(東京都)、が上位6位内に入っています。
日本には78の米軍専用基地、日米共同使用の自衛隊基地を含めれば128の基地が存在します。加えて、訓練区域として23の空域と46の水域を米軍に提供。「安保条約6条」で米国は日本のどこでも基地にできる文字通りの「米軍基地国家」になっているのです。
(11月5日付 赤旗)
(にいざ民報 2018年11月11日 No.1789)