防犯落語で詐欺被害にストップを
11月9日に開催された新座市 暴力追放・地域安全市民大会に参加させていただきました。
第2部の記念講演は、落語家立川平林さんによる『笑って楽しく防犯落語』を拝聴しました。昨年度は500億円もの振り込め詐欺被害が出ています。「なんで騙されるのかに気づかないとだめです。国家は『だまされやすい国民づくり』に成功したんです。日本は詰め込み型の教育で、ものごとの判断力、想像力が落ちている。本質を見ることができるように、疑う視点や感覚が大事なんです」と、ものの見方にまで掘り下げているのが印象的でした。
詐欺と言っても、母さん助けて詐欺、還付金詐欺、架空請求、SF商法、マルチ商法、デート商法、送り付け商法、SNS詐欺、高齢者を狙う悪質商法などの巧妙さを、落語で体感させてくれました。
後半のアトラクションでは、青木カナさんのブラジル音楽コンサートが行われました。
(記・辻実樹市議)
(にいざ民報 2018年11月18日 No.1790)