変えよう!埼玉県政 その4 痛ましい事件二度と 児童福祉司、一時保護所の増設を
野田市の小4女児の痛ましい虐待死は、児童相談所が関わっていたにもかかわらず、虐待死を防げなかったこと、学校や教委の対応など、多くの問題を投げかけています。
共産党の金子正江県議は去年の12月県議会で、「親の虐待から子どもを保護する一時保護所は県内たった4カ所。5年間で利用児童数は697人から992人に激増している」と増設を要求。「定員30人は常に満員だ。越谷には2歳から18歳までの31人が入所し、平均入所日数は42日間で最長1年を超すケースもある。せめて高校生には個室が欲しい」と述べました。
また、「児童虐待の相談は3590件が5812件と1・6倍に急増しているが、児童福祉司は5人しか増えていない。一人当たり約100件の相談事例を抱え、きめ細かな対応は不可能だ」と増員を求めました。
何よりも大切な命を守る予算をもっと増やしましょう。
(工藤かおる県政対策委員長)
(にいざ民報 2019年2月17日 No.1801)