安倍9条改憲NO! 3000万人署名 平和と命を大切に 新宿駅前 シスターら署名訴え
シスターの訴えに署名する人=23日、東京都新宿区
カトリックのシスターたちを中心に23日、東京都新宿駅前で、安倍改憲に反対する「3000万人署名」行動・「憲法にラブソングを!」が行われました。べリス・メルセス宣教修道女会の清水靖子シスターらが呼びかけ日本カトリック正義と平和協議会など6団体の共催。昨年4月から5回目の行動です。
小雨の降る寒空のもと「剣を鞘(さや)におさめなさい!」「つらぬけ平和憲法」の横断幕やのぼり…。賛美歌が歌われるなかシスターたちがカップルや親子連れ、観光客らに署名を訴えました。
署名をした世田谷区の女性(84)は「声を大にして署名に賛成です。殺し合いは絶対に駄目」と。ベビーカーに2歳の息子を乗せた中野区の30代の母は「子どもの未来に少しでも不安の要素があるなら、取り除いてあげたい」と署名しました。
行動は宗派を問わず広がっています。プロテスタントの病院、長野県上高井郡小布施町の新生病院から山本直樹医師(58)が参加。「平和憲法があって戦争がなかった。医師は人を助けるのが商売。戦争は人殺しだ。だから安倍首相は商売敵」と語気を強めます。イエズス会の光延一郎司祭は「平和と命を大事にするのが宗教の原点でありゴール。戦争をしないのが日本の世界への誓いだ」と訴えました。
〈3月24日 しんぶん赤旗から〉
(にいざ民報 2019年3月31日 No.1807)