地域公共交通システム検討の委託事業費・新設保育園整備補助金が予算化 9月議会開会
8月29日から、新座市議会9月定例会が始まりました。市長提出議案は、条例案件が14件、補正予算案6件、H30年度決算認定について8件、契約案件1件、市道路線の認定について1件等です。
主な条例は、10月1日に開設する新座市児童発達支援センター(みどり学園とわかば学園を統合)設置のための新規条例、10月からの幼児教育・保育の無償化に関わる条例、放課後児童保育室の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正、難病患者見舞金支給条例の一部改正等です。名称を難病患者支援金支給条例に変更し、支給額を2万円から1万円に引き下げ、世帯の市民税所得割額が25万1千円以上の場合は支給対象外にします。
補正予算の主なものは、(1)財政調整基金へ約24億2500万円を積み立て、(2)新設保育園(仮称・白寿会新座保育園、東1丁目に来年4月開所)への補助約2億9800万円、(3)幼児教育・保育の無償化への対応として約3億1500万円、(4)みどり学園とわかば学園解体工事と跡地の駐車場整備に合計9千万円、(5)西堀小学校校庭の防球ネット増設1170万円、(6)栗原公民館外壁等改修工事費2900万円、(7)地域公共交通システム検討支援業務委託事業930万円、(8)保健センター及び歴史民俗資料館を複合施設として整備・移転するための基本設計業務委託事業費1645万円、(9)(仮称)大和田・坂の下橋上部工整備事業3億9700万円等です。
市民から「市民総合体育館に空調設備を求める請願」「農業関連補助金の増額・相続税納税猶予制度に関する陳情」他2本の陳情が提出されました。
(にいざ民報 2019年9月1日 No.1825)