新型コロナワクチン情報

「新座市では、5月11日から市内高齢者施設の一部で接種を開始し、5月17日からは80歳以上の高齢者の接種を行っており、5月25日現在、2897回の接種を実施いたしました。」

5月27日の新座市議会全員協議会で、新型コロナウイルスワクチン接種事業推進室長が新型コロナワクチン接種状況について説明しました。

新座市では、65歳以上の高齢者を①80歳以上(1万4939人)②75歳〜79歳(9387人)③65歳〜74歳(1万9839人で合計4万4165人)の3グループに分けて接種予約を受け付けることにしました。5月10日に開始した第1回目の予約では、80歳以上の方の予約を約6400人分受け付けました。6月2日から75歳以上の方(まだ予約受付をしていない80歳以上の方を含む)、6月15日から65歳以上の方(未予約の75歳以上の方を含む)の予約受付を行います。インターネットでの予約が困難な方のために、公民館・コミセン・市民会館の9か所で職員による入力支援を実施しますので、接種券を持参してください。

国が急に方針を変更して、「希望する高齢者は7月末までに2回の接種を終える」としたため、多くの地方自治体では混乱しています。

新座市では医師会と相談して、市内診療所(かかりつけ医)で原則個別接種としていましたが、6月下旬から市役所で集団接種も実施することに変更しました。

市内医療機関の方々は、通常の診療を行いながらワクチン接種もしていただくため、「きわめて多忙な状態ですが、さらに診療時間外と休日でもワクチン接種を実施していただけないか」、市役所から要請し、多くの医療機関の協力の約束をいただきました。市役所での6月下旬からの集団接種の日時は後日公表されます。

共産党市議団の要望で、7月末までの高齢者のワクチン接種の計画(接種目標数)が示されました。65歳以上の新座市民(4万4165人)の約78%が接種を希望したと仮定して計画は作成されています。1回目の接種3週間、2回目の接種3週間のサイクルとなっています。

医療機関の方々には休日返上のご協力もいただき、接種をすすめていく方針です。「希望者全員が8月8日までに2回目の接種を終了できますので、安心して予約をしてほしい」と室長は説明しました。

接種目標数(令和3年5月26日現在)(単位:人)

新型コロナワクチン接種

(にいざ民報 2021年6月6日 No.1904)