新座市でもPCR検査をするべき 無症状感染者を見つけて拡大防止
小野ゆみこ市議
小野由美子市議は6月8日、ケア労働従事者へのPCR検査実施を求めて一般質問しました。
質問:ケア労働者は、日々感染対策に気を使っています。新座市でもコロナ予防対策として、医療従事者と高齢者にワクチン接種が始まりましたが、感染のリスクは相変わらず高い状況です。いち早く無症状感染をしているケア労働者を見つけ出すことが、感染拡大を防ぐ最大の方法だと思います。そのためにも新座市でもPCR検査を行うべきだと考えます。
新座市でも今後定期的なPCR検査を行っていく予定はあるでしょうか。
答弁:今後ケア労働従事者への定期的なPCR検査の実施につきましては、国や県からの検査費用に対する補助がなく、市単独では難しいということです。引き続き、皆様にはマスクの着用や手指消毒の対策をお願いすることになります。ケア従事者の皆様に一日も早くワクチンを打てるように進めていきたいと思います。
質問:埼玉県で実施をしているPCR検査の状況では、2月から5月までに実施した検査で無症状の陽性者が見つかりました。やはり検査をすると無症状で陽性の方が見つかることがあるということです。新座市はPCR検査の重要性についてどう考えていますか。
答弁:PCR検査については頻度を高く実施して、感染しないような対策を取るという意味では有効だと思っております。ワクチンの接種も並行してやっていくのが一番効果的なのだろうということは認識はしております。埼玉県が実施している検査以上に市が単独で実施するということは、今のところ高齢者の関係については必要ないと考えています。
質問:目に見えないものなので、市民の安全、命のことを考えると、ぜひ行っていただきたい。
答弁:必要性はよく分かっているのですが、費用のこともあり、国や県が指導していただきたいと思います。
(にいざ民報 2021年6月27日 No.1907)