豪雨災害時の畑中・馬場地区の避難について 市営墓園内通路を開放し栄公民館へ避難を
小野ゆみこ市議
9月15日に一般質問で小野由美子議員が、畑中・馬場地区の避難について質問しました。
畑中公民館の定員について
質問:畑中公民館は、畑中・馬場地区の方が、黒目川に氾濫予報が出た時の避難場所です。陣屋小学校や市民会館も指定場所になっていますが、危な坂道もあり大変です。畑中公民館の軽体育室の定員は41人との事で、大変少ないと思います。他の部屋を開放したとしても100人もの方が避難するといっぱいになります。少しでも近い避難場所として、馬場4丁目集会所も指定すべきです。
総務部長:集会所は災害時に新座市の避難指定所とはなりません。基本的に自主運営となります。つまり、各町内会が豪雨災害になりそうだと予報が出たときに、避難場所としていただくことになります。避難場所としていただいた場合、市に連絡していただけれぱ援助します。
新座市営墓園下の地区の方の避難経路について
質問:新座市営墓園下側の黒目川沿いの方は、増水時に橋を渡り避難するのは危険です。また、増水時は雨が上がった後も流木などが橋にぶつかったり、漂着物があり渡るのは危険と言われています。なので自宅に戻るのも少し時間がかかります。そこで、この地域の方のために、早いうちに新座市営墓園の北門を開けていただき、栄公民館への避難を呼びかけるべきです。
市長:新座市営墓園は、豪雨の際がけ崩れの危険のある場所ですので、開放することは考えていません。朝霞市とも災害時に受け入れの協定を結んでいますので、朝霞市の避難所をご利用ください。朝霞市での避難指定場所は朝霞第一小学校や膝折市民センターなどです。避難の際、ホームページなどで確認してください。
質問:朝霞市からはこの地域にハザードマップは配られません。ホームページで確認とのことですが、事前に伝えることは大切です。朝霞第一小学校は黒目川沿いなので無理です。膝折市民センターも狭いです。そうすると県立朝霞高校となります。もっと近い新座市の施設に避難をするのが良いと思います。
総務部長:新座市営墓園は、災害時にがけ崩れの危険があるので開放することはしません。豪雨の予報が出た際には、いも早く安全なルートで指定避難場所の確認と避難を呼びかけます。
(にいざ民報 2021年10月3日 No.1919)