発達障害総合支援センターを視察

11月25日、他市の市議と一緒に埼玉県発達障害総合支援センター(JRさいたま新都心駅西口徒歩約5分)を視察しました。

発達障害のある人の特徴

◆対人関係やコミュニケーション、行動面に問題を抱えているため集団生活に支障を起こしやすい。

◆外見からは分かりにくいため周囲から誤解されがち。

◆環境や対応の仕方によって影響をうけることがある。

◆生まれつきのもので、親の育て方や本人の性格の問題ではない。

発達障害総合支援センターの概要

埼玉県内の15歳末満で発達障害があると思われる子どもは約6万人とされます。発達障害者総合支援センターは、県の発達障害支援の拠点として、平成29年1月に開設されました。

◆目的は

発達障害に早期に気づき、適切に支援することで生活上の困難さを改善し、本人と家族の負担を軽減すること。成長段階に応じた支援により、ひとりひとりがその能力を発揮できる社会を実現すること。

◆主な事業と取り組み

・早期に気づき支援できる人材を育成。
・親への支援。子育て応援講座の実施。ペアレントメンターとの交流、相談。
・地域支援、相談支援。

◆埼玉県では、発達障害のある方や発達に気がかりな方などを支援するために「サポート手帳」を作成しています。

乳幼児期から成人期にいたるまでに、ご本人やご家族が医療、保健、福祉、教育、就労等の関係機関から支援を受けた内容等を記録していきます。成長過程に応じた、一貫した支援を受ける環境を整えることに役立ちます。新座市役所の障害福祉課で配布されています。

サポート手帳

(辻実樹市議・記)

(にいざ民報 2021年12月5日 No.1926)