都市計画道路保谷朝霞線野寺部分 4工区に分けて調査・補償額を算定

都市計画道路保谷朝霞線(野寺の都県境から県道保谷志木線までの部分)に係る用地補償説明会が3回に分けて開かれ、12月4日の説明会に石島・小野由美子両議員が参加しました。

朝霞県土整備事務所長は「東京都の部分はすでに開通し、早期の整備は県にとって喫緊の課題です。用地測量が終わり、買収する土地の面積が確定しました」と挨拶。スケジュールや補償内容について担当から次のような説明がありました。

今後、土地・建物の補償額算定のため、評価委員や建築士、不動産鑑定士などの専門家に調査を依頼します。結果と補償内容については、朝霞県土整備事務所又は県の土地開発公社の職員が個別に説明します。

調査と補償額の算定は原則、都県境から実施します。都県境〜武野通りまでを2工区に分け、順番に令和3年〜4年、令和4年〜5年に実施。武野通り〜保谷志木線までを2工区に分け、令和6年以降に実施。

●主な質疑応答です。

:残地は県は買収しないということだが、売買などの斡旋は行うというのはどういうことか。

:隣家が残地を買いたい、2軒分の残地を合わせれば売買できそう等の場合があるので、お手伝いします。

:移転先は自分で探すのか。

:任せきりではなく、こういう物件があると紹介もして双方で探します。

:新しい家の価格が補償額よりも高い場合はどうなるのか。

:自己負担になります。

(にいざ民報 2021年12月12日 No.1927)