「学校・公共施設の女性トイレに生理用品の常備を求める陳情書」採択(文教生活常任委員会)

文教生活常任委員会で「学校・公共施設の女性トイレに生理用品の常備を求める陳情書」が提出されました。「にいざジェンダー平等ネットワーク」代表の谷森櫻子さんは、「生理用品が購入できないほど経済的に追いつめられた女性が増えているなど、『生理の貧困』が社会問題となっています。生理用品は、女性にとってトイレットペーパー同様、生活必需品です。すべての学校・公共施設の女性トイレに生理用品の常備とそのための予算措置をお願いします」と訴えました。

嶋田好枝市議は、「トイレに生理用品があれば、困っている人が使うことができ、突然のことで用意ができていなかった人も気軽に利用でき、安心して活用することができるので、思春期の子どもたちの尊厳も守られます」と述べました。

採決では、賛成(共産党・公明党・市民と語る会)、趣旨採択(政和会・由臨会)と同数で、委員長(共産党の石島議員)裁決を行い、委員会としての結論は採択となりました。

●2本の陳情書の本会議採決は、17日に行われます。

(にいざ民報 2021年12月12日 No.1927)