新型コロナウイルス対策 5つを提案 第8波から市民の命とくらしを守れ

小野だいすけ市議
小野だいすけ市議

9月議会で小野大輔市議は、新型コロナウイルス感染拡大ついて一般質問しました。

小野議員は、「第6波は、1月から4月位まで、第7波は7月から現在まで続いている。夏と冬に感染拡大を繰り返し、そのたびごとに大きな波になっている。死者数は過去最高を更新している。全国では、第7波で20歳未満の国民が41名亡くなっている。ウイルスの毒性が強くなったのではなく感染拡大によるものだ。感染拡大を防止する施策が重要だ」として5つの対策を求めました。

1、宿泊療養施設について

県が行っているパーシモンホテルなどの宿泊療養施設は、定員まで感染者を受け入れられない状況になっています。第7波では、多くの方が自宅療養を余儀なくされました。希望する方が利用できるように、県と連携を図るべきではないでしょうか。

市長:宿泊療養施設は県の事業であり、市が支援する考えはない。しかし、保健所へ市の保健師を派遣するなどの応援は今後も行っていく。

2、福祉施設等での頻回検査の実施について

市内の福祉施設等では、4月から県が行ってきたPCR検査の頻回検査が打ち切られました。頻回検査ができない中で第7波に対応せざるを得なかった。検査が必要だったのではないか。

市長:7月から、県が抗原検査を市内福祉施設で行っている。市がPCR検査の頻回検査を行うことになれば3か月で3億円となる。国・県の支援がなければ頻回検査は難しい。

3、市独自のPCR検査等の実施を

第7波時は、検査を受けたくても受けることができない状況でした。千葉市では市独自のPCR検査を始めています。検査の枠を拡大し、市民が検査を受けやすい環境を作るべきではないでしょうか。

市長:県の事業で保健センターで抗原検査を行っている。今後、市独自のPCR検査を拡げる予定はない。

4、オミクロン株対応のワクチンの接種について

準備はどのようになっていますか。接種スケジュール、対象者はどのように考えていますか。

市長:10月8日から新ワクチンの市役所集団接種を予定。現在ワクチンの切り替えに伴う調整を進めている。4回目、3回目末接種、エッセンシャルワーカーに接種していく。5回目未接種は接種可能な間隔後になる。

5、市内事業者への経済支援について

コロナで減収となった市内事業者と医療機関等に経済支援をすべきです。3回目の10万円を支給してはどうでしょうか。

市長:地方創生臨時交付金など国からの交付があった場合は支給を含めて検討する。引き続き、市内事業者の経済状況など注視していく。

(にいざ民報 2022年9月25日 No.1962)