東日本大震災・原発事故12年 原発ゼロ、省エネ・再エネに転換を

東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から12年が経ちました。3月11日をみなさんどんな思いで迎えられたでしょうか。12年前のことは今も鮮明で、原発をなくしたいという思いは、ますます強くなっています。

原発事故、事故も被害も終わっていません。ところが、岸田政権がまるで原発事故は終わったと言わんばかりに、原発回帰への大転換を進めようとしています。3月11日に向けた世論調査では、「深刻な事故が再び起きる可能性」について、「可能性がある」と答えた方は8割を超えました。

さらに放射能汚染水の海洋放出を春から夏頃と示し強行しようとしています。しかし世論調査では賛否が桔抗し、「風評被害が起きる」と答えた方が9割を超えています。

原発にかわるエネルギーはあります。原発ゼロ、省エネと再生可能エネルギーを思い切って進めるエネルギー政策の転換へ。みなさんと声を上げ続けていきたいと思います。

参議院議員 いわぶち友

日本共産党参議院議員 いわぶち友

(にいざ民報 2023年3月19日 No.1984)