大和田一丁目の市道を拡幅し緊急車両が入れるように 精神障がい者の診断書費用補助の復活を

しまだ好枝市議
しまだ好枝市議

嶋田好枝市議は3月13日の一般質問で取り上げました。

緊急車両が入れる道路に!

:大和田一丁目の市道1112号線、1149号線は、軽自動車が何とか通れるスペースしかない狭い道路です。この道路を拡幅して、緊急の場合に消防自動車や救急車が通れる広さの道路にしてほしいと要望します。

答弁(市長):近隣住民の方から、直接要望を受けました。この道路は、令和5年4月から予定している新座市道路整備基本計画の中には位置づけられていない生活道路です。拡幅につきましては、土地利用計画が発生した場合に地権者の皆様に対して協力を要請することになりますので、ご理解をいただきたいと思います。

:市道1149号線の所の一番狭い、距離の短いところ、そこを広げると住宅まで緊急車両が入れることになる訳ですが、その点についての検討結果はどうだったのでしょうか。

答弁(インフラ整備部長):市として関与するのは大変難しいと考えます。民民での間でお話が成り立つのであれば、これは一つの方策だと思います。

精神障がい者の診断書費用は市が補助を!

:精神障がい者の方は、2年に一回、医師の診断書を提出することになっています。その費用は、決して安くありません。以前は新座市が補助をしていましたが、財政非常事態宣言が出されたときに、削られてしまいました。財政非常事態宣言が解除されたのに、元に戻っていません。以前のように市が補助をすべきです。

答弁(市長):本事業は、平成14年から開始しており、診断書の取得に要した費用三千円を上限に助成をしていました。市単独事業の見直しの際に、県内の約4分の3の市が実施していないので、精神障がい者保健福祉手帳の取得を周知するという当初の目的を果たしたことから、令和2年度をもって廃止しました。本市の福祉サービスを標準的なサービスとなるよう、全体的な見直しの中で決定したものなので、再開の考えはありません。

:平成14年から補助していたということは、優れた補助制度だったと思います。それを削っていくのは如何なものかと思います。決して補助できない金額ではないと考えます。

答弁(総合福祉部長):一定程度役割は終えているのかなと思っています。

(にいざ民報 2023年4月16日 No.1988)