９月議会開会　補正予算約１８億円を預貯金に積立て

新座市議会の令和５年第３回定例会は、８月30日開会、９月27日閉会の予定です。日程は下の表をご覧ください。市長提出議案は、条例改正２件、補正予算５件、決算認定８件、契約１件、道路認定廃止４件、指定管理者の指定２件の合計２２件です。

貯め込み金は約６０億円

一般会計補正予算（第７号）の補正額は１９億９０４５万円ですが、財政調整基金（市の預貯金）への積立ては１７億７６５７万円で全体の89％を占めています。財政調整基金の残額は５９億８０７６万円と大きな額になっています。福祉・教育などを充実する資金は充分にあります。

その他、一般会計補正予算に計上されているものは、①電気自動車購入費１３８４万円、②非常用自家発電設備を設置する高齢者福祉施設に対し改修費の補助８４６万円、③福祉の里の冷暖房工事費の増額２３５３万円、④令和５年４月以降に生まれた子どもに対し、１人当たり５千円分の育児用品を贈る費用５４０万円、⑤特別保育事業費補助金の増額３２２９万円、⑥中野川の護岸工事費１２００万円、⑦西堀小など５校の屋外トイレ改修工事費の増額１７４６万円などです。

陸上競技場改修工事を実施

総合運動公園陸上競技場改修工事の請負契約の締結が提案されました。一般競争入札の結果、業者は長谷川体育施設株式会社埼玉営業所、契約金額は約２億９２１７万円です。工事内容は、①走路及びインフィールドのウレタン舗装工事、②サッカー場の芝生改修工事などです。

放課後児童保育室の指定管理者の指定期間が、令和６年３月31日で満了となるが、同年４月１日から、①大和田、第四、八石、野寺、新堀、石神、栄及び栗原の８室は新座市社会福祉協議会に指定する。②西堀、片山、東北、野火止、池田、東野、新開、陣屋及び新座の９室はシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社に指定する、と提案されました。

新座市学童保育の会は、ココフレンドと学童保育の一体運営として、令和６年度から、片山・池田・陣屋の３室が社会福祉協議会からシダックスに移行することに反対しています。

決算は令和４年度一般会計歳入歳出決算認定及び国民健康保険事業特別会計等特別会計７件の決算認定です。