朝霞台駅の改修・バリアフリー化を計画 秋から仮設エレベーターの設置工事
8月16日に朝霞市の山口議員が、朝霞台のエレベーター設置計画について、朝霞市と懇談の場を設け、新座市から小野由美子市議、工藤前市議が参加しました。朝霞台駅は多くの新座市民も利用する駅です。長年エレベーター設置の署名活動など、運動に取り組んできました。
今回のエレベーター設置計画は、要望が非常に多いことから、朝霞市と東武鉄道が連携・協力し、令和4年6月に覚書を締結しました。その後、検討を進め、令和5年2月に両者との間で計画がまとまりました。設置に当たり、朝霞台駅周辺は防火地域に指定されているため、駅舎全体を耐火構造に改修することが必要となりました。駅舎改修の工事も視野に入れた工事となります。
朝霞台駅は橋上駅舎のため、工事期間は長期にわたります。まず、令和5年度秋頃に仮設エレベーターの工事が始まります。運用開始は令和7年度中を目指しています。
今回の駅舎改修とエレベーター設置工事は、全額東武鉄道が負担します。財源に、令和5年3月に導入された、「鉄道駅バリアフリー料金制度」を利用するそうです。
朝霞市が行うのは、エレベーター設置のための道路占用許可をすることと、市民への周知だそうです。
全体の駅舎改修は、営業をしながらの改修工事のため8〜10年程度を見込んでいるそうです。
今回の改修につながった理由の一つに、「長年にわたり、新座市からも朝霞台駅のエレベーター設置の要望が出されていたこともありました」と、朝霞市の担当課から報告をもらいました。
朝霞市職員との懇談の様子。小野由美子市議、工藤薫前市議が出席しました。
【記・小野由美子市議】
(にいざ民報 2023年8月27日 No.2003)