国保税の値上げ阻止を 小池晃氏が市議選躍進の訴え
1月27日(土)ふるさと新座館で、小池晃書記局長・参院議員を迎えて、日本共産党演説会が開催されました。
小池氏は、能登半島地震について、「ジェンダーの視点も含めた避難所環境の抜本的改善が必要。被災者の生活と生業が再建されるまで政治が責任を果たすべき時」と強調し、大阪・関西万博の中止、志賀原発・柏崎刈羽原発廃炉を求めました。
自民党派閥の裏金問題について、「問題は派閥ではなく裏金だ。必要なのは真相の解明だ」と力説。共産党が前日に「企業団体献金の全面禁止法案」と「政党助成金廃止法案」を提出したことを報告し、国民的運動を起こそうと提起しました。
憲法違反の「戦争する国づくり」を批判した小池氏は、新座市にまたがる陸上自衛隊朝霞駐屯地では「敵基地攻撃」への反撃に備えた基地強化が計画され、米軍大和田通信所は核戦争の指令も伝達する機能を持ち、真っ先に攻撃対象にされると指摘し、基地のない平和な新座市をと訴えました。
新座市政について、市長が「財政非常事態宣言」を出し福祉制度を削減、廃止したことに、共産党市議団が「市税収入は過去最高」と数字を挙げて反対したことを紹介。高すぎる国保税の値上げ計画は「選挙の大きな争点になる」と反対を主張する共産党への支持を呼びかけました。
最後に「市民の命とくらしを守るベストメンバー」と市議予定候補6名の経歴や政策を紹介し、6人全員を絶対に当選させようと呼びかけました。
(にいざ民報 2024年2月4日 No.2022)