子どもの居場所づくり、学習スペースの拡充を

黒田みき市議
黒田みき市議

黒田みき市議は、12月議会一般質問で、以下のことを質疑しました。

子どもの居場所づくりに取り組む団体に補助を

黒田】子どもの未来応援交付金を活用し、子どもの居場所づくりに取り組む団体に、補助してはどうか。

市長】現在の財政状況を踏まえると、市の負担も一定程度生じるため、本交付金を活用して補助する考えはない。

適応指導教室の拡充を

黒田】適応指導教室などの通いの場の狭あい化を解消し、さらに拡充を。

教育長】現在は適応指導教室(ふれあいルーム)の申請者は令和2年度は50名、令和4年度は69名と増えてきている。今年9月から十文字学園女子大学に同様の教室を開設した。

黒田】さらに教室を増やす考えはないか。

教育長】遠くて通えない児童生徒も多くいるのでもう1カ所、南の方面に開設したいなとは思っている。しかし場所の確保も難しいし、県の補助もないのですべて市の負担でやっている。国、県として、もう少しフォローできるような体制づくりをする必要があると思う。

学習スペースの充実、周知の強化を

黒田】公共施設で活用できる学習スペースの充実を。

市長】児童センターは自主学習として利用できるよう、開放しているが、フリースペースとして利用しており、学習専用ではない。

教育長】中央図書館に35席の自習コーナーを設置している。公民館やコミセンは貸出の予約がなく空いている部屋については自習室として開放している。「新座市自習室」と検索すれば示されるようになっている。

黒田】Wi-Fi(ワイファイ)が使える施設はあるのか。

教育総務部長】公民館、コミセンについては、今年から貸し出し用のWi-Fiがあるが利用団体が優先。共用部分についてはフリーWi-Fiが入っているので、利用は可能です。

(にいざ民報 2024年2月4日 No.2022)