にいバスの利便性後退させるな 一般質問

小野だいすけ市議
小野だいすけ市議

12月9日、小野大輔市議は、「北コースのにいバスの利便性を後退させるべきではない」と一般質問しました。

にいバスの北コースは、令和5年4月1日から、志木コースが変更され、大幅に時刻表が変更されることが明らかになっています。

変更案は、現在5便から6便に便数は増えていますが、利用者が多いバス停ヘのアクセスが悪くなっています。小野市議は「利便性が後退しているのではないか」と質問。まちづくり計画部長は「充実した部分もある」と、乗り継ぎなどを含めた新旧比較について説明しました。先週の比較表を訂正します。(下表)

小野市議は「市長の『増便する』という言葉を、市民は『利便性を向上させることだ』と思っている。新ダイヤは撤回し、市民の声を聴き、市民の声を反映させたダイヤに、そして利便性を向上させたダイヤにするべきだ」と質問しました。

まちづくり未来部長は、「新ダイヤはバス運転手の労働時間、休憩時間を考慮した運行だ。すでに新ダイヤを陸運局に提出している。令和5年4月1日までの変更は難しい。公表しているダイヤで進めていく」と答弁しました。

小野市議は「新座団地は、高齢者が多く、年金生活者が多い地域だ。『民間バスだとお金がかかり、バスが無くなったら外出できなくなる』という声が多い。地域公共交通システム計画でにいバスの役割は『公共施設等へ連絡、福祉的役割を担う移動手段』とし、『充実する』と記述している。市のアンケートでも、バス利用者・非利用者の多くが『高齢者や障がい者などが病院など公共施設に行くためには、市が財政負担するべきだ』と答えている。しかも、『北野中央』のバス停は民間バスが走っていない。福祉的な役割を担うバスを減らすべきではない」と市長に答弁を求めました。

市長は「バス会社の考えもある。公表している時刻表で進めるが、状況を見て考えたい」と答弁しました。


(下線部が修正部分)

●新座団地⇔市役所
行き 現行8本→新4本 −4本 50%減↓
帰り 現行8本→新6本 −2本 25%減↓

●新座団地⇔第2老人福祉センター
行き 現行3本→新5本 +2本 70%増↑
帰り 現行4本→新2本 −2本 50%減↓

●新座団地⇔志木駅南口
行き 現行5本→新4本 −1本 20%減↓
帰り 現行4本→新5本 +1本 25%増↑


(下線部が修正部分)

●北野中央⇔市役所
行き 現行7本→新5本 −2本 28.5%減↓
帰り 現行8本→新5本 −3本 38.5%減↓

●北野中央⇔第2老人福祉センター
行き 現行3本→新4本 +1本 33%増↑
帰り 現行4本→新3本 −1本 25%減↓

●北野中央⇔志木駅南口
行き 現行4本→新5本 +1本 25%増↑
帰り 現行5本→新4本 −1本 20%減↓


(にいざ民報 2022年12月18日 No.1973)