くわがたの森公園 出入り口増設を 園路はウッドチップ化に

小野だいすけ議員

野火止フォレストパーク(愛称くわがたの森公園)が今年の4月1日から開園しました。

野火止5丁目、北野地域では相次いで公園が閉鎖され、地域住民からは「公園を残してほしい」という強い要望があがっていました。また、野火止上5丁目町内会地域内の公園が無くなり町内会活動ができない状況が続いていました。町内会から陳情書も議会に提出され全会一致で可決されました。小野大輔市議も一般質問で何度も取り上げてきました。

こうした経過があってやっと公園設置が実現できたのですが、クワガタの森公園には公園の出入り口が1つしかありません。それ以外は住宅に囲まれています。市民からは「公園の場所がわかりにくい」「公園に行くのに回り道をしないといけない」「交通量の多い北野入り口通りを使わないといけないから怖い」など意見がありました。また、公園ができたことで「砂ぼこりが住宅に入ってくるので何とかして」という苦情もでていました。

小野議員は「(1)公園の出入り口を増やすこと(2)公園の園路を木質チップ化すること」を一般質問で求めました。

市長は、「当初、北野入り口通りから通り抜けできるように検討してきたが、現在駐車場、レンタルボックスなど活用されていて保険の適用ができないため断念した。要望をいただいているので新たな入り口の設置は引き続き検討したい」「園路については土が舞わないようにウッドチップを敷く工夫をしていきたい」と答弁しました。

(記・小野だいすけ市議)

(にいざ民報 2018年7月8日 No.1772)