長年の運動実る ひばりヶ丘駅北口にエレベーター、エスカレーター開通

4月26日、西武池袋線ひばりヶ丘駅北口に、長年待ち望まれていたエレベーターとエスカレーターがついに開通しました。

ひばりヶ丘駅北口の階段は傾斜がきつく、高齢者や障がい者、ベビーカーを押す子育て世代にとって危険な階段で、多くの市民からバリアフリー化の要望が寄せられていました。

日本共産党は、新座市、西東京市、東久留米市の市民が立ち上げた「ひばりヶ丘駅の改善を求める連絡協議会」の皆さんとともに、ひばりヶ丘駅のバリアフリー化に向け長年運動してきました。

共産党の石島陽子市議は、「署名活動の中でこの階段があるので孫に会いに行けないと高齢者に言われたり、雨の日に滑りそうで怖いと何人もの方から言われた。一般質問でこの問題を何回も取り上げ、西東京市役所に要請、懇談をくり返し、進捗状況を地域の皆さんにお知らせしてきた。やっと実現して嬉しい」と語っています。

完成したエスカレーターの横で 石島市議
完成したエスカレーターの横で 石島市議


南口や駅構内のエレベーター・エスカレーター設置後には、北口への早期設置の実現を求めて、西武鉄道に署名を提出し、懇談しました。
2004年には共産党の阿部幸代参院議員(当時)と西武鉄道沿線の共産党市議団が西武鉄道と懇談し、ひばりヶ丘駅北口のバリアフリー化について強く要望。
2005年には「連絡協議会」が西東京市議会に陳情して採択され、翌年には新座市議会でも陳情が趣旨採択されました。
2008年に開始された駅北口整備事業は進捗が遅れたため、「連絡協議会」は西東京市長に早期実現の要望書をたびたび提出してきました。

(にいざ民報 2018年5月13日 No.1764)