水難救助隊が発足 志木市消防署に配備

水難救助隊の訓練=朝霞地区一部事務組合HP
水難救助隊の訓練=朝霞地区一部事務組合HP

水難救助に特化した水難救助隊が10月1日付で志木消防署に配備されました。潜水士の資格を取得した15人で構成されています。

近年、台風やゲリラ豪雨などの自然災害や、レジャー等による水に関する痛ましい事故が発生しています。川で溺れた人を助けるだけでなく、転覆事故や転落事故など、さまざまな水難事故から市民を守る救助隊です。

去年は、集中豪雨で柳瀬川の水位が上昇し、市民が流されて命を落とす事故が発生。小野大輔市議は、朝霞地区一部事務組合議会で対策を求めてきました。

10月4日、小野議員は議会後に、水難救助隊の資機材披露会にも参加しました。

水上バイク、潜水器具関係資機材(ウェットスーツ、空気ボンベなど)を新たに配備。水中スピーカー、骨伝導無線機によって、水中でも潜水隊員と連絡がとれます。

水上バイクは時速80キロで水上を走行することができ、西日本豪雨災害でも要救助者を救出し活躍が報告されています。潜水器具は溺れて水没した救助者を探索、救助などに使用します。

(記・小野大輔市議)

水難救助隊の資機材披露会=10月4日

水難救助隊の資機材披露会=10月4日

(にいざ民報 2018年10月14日 No.1785)