今すぐ減税 インボイス中止 消費税導入33年 全国一斉宣伝・行動

消費税が導入されて33年を迎えた1日、コロナ禍でこそ消費税減税とインボイス(適格請求書)制度の中止を求める怒りの宣伝等が全国各地で取り組まれた。

東京・新宿駅前では消費税廃止各界連終会が呼びかけて9団体が参加し、署名やシールアンケートを行いました。足を止めて訴えを聞く男性や、「物価が上がって大変。今すぐ消費税を引き下げてほしい」と署名する女性の姿がありました。

日本共産党の田村貴昭衆院議員は「昨年の総選挙以降、野党はみんな消費税を5%に引き下げよと主張している。参院選に向け、消費税の5%への引き下げを求めて声をあげよう」と呼びかけました。

署名に応じた男性(74)は、「取り扱う商品に消費税を転嫁できていない」と明かし「消費税は廃止し、参院選で野党が共闘し、自公政権を追い詰めてほしい」と話し、大学生の女性(26)は、「政府は根本的に消費税を引き下げ、国民を助けてほしい」と語りました。

【しんぶん赤旗 4月2日より】

(にいざ民報 2022年4月10日 No.1942)