共産党議員団が、「自転車駐車場管理に関する緊急要望書」を提出しました

新座市立の自転車駐車場の管理は、今年3月まではシルバー人材センターが行っていました。しかし、4月からかもめビルサービス(横浜市の民間業者)に変更されました。管理費が安いという理由からです。

日本共産党市議団は、「シルバー人材センターの仕事は守るべき。費用だけで変更すべきではない」と反対しましたが、公明党・政和会・由臨会の賛成で変更されてしまいました。

かもめビルサービスの管理下では、管理する職員を置かない無人の時間帯が設定され、利用者から不安の声が寄せられるようになりました。自転車駐車場の管理をしたことがある人たちからも、「無人などとんでもない。市長は何を考えているのか」などの声が日本共産党議員団にも届けられました。

日本共産党議員団は、6月28日に緊急要望書を市長に提出し、「管理人は一人以上は必ず配置し、無人の時間帯を無くすこと」を求めました。(下記)


新座市長 並木傑様

 自転車駐車場管理に関する緊急要望書
         令和4年6月28日
   日本共産党新座市議団長 笠原進

新座市内の自転車駐車場は令和4年4月より、指定管理がシルバー人材センターからかもめビルサービスに変更され、運用方法も変わりました。特に大きな変更点として、これまでは自転車駐車場が開いている時間は必ず1人以上人員が配置されていましたが、変更後は無人の時間帯が設定されました。そのことにより利用者には大きな不安が広がっています。自転車駐車場は、塾帰りの子どもや、中高校生等、あらゆる年代が利用するため、無人時間帯により性犯罪や事件に巻き込まれる危険性があり、防犯上問題です。また、自転車を乱暴においたり、ラックの管理、事故、無賃利用など様々な問題も想定されます。近年は電動自転車等高価な自転車も普及し、盗難なども懸念されます。

子どもが志木駅南口自転車駐車場を利用しているという市民からは「暗く見通しの悪い構造で逃げ揚がありません。大人でもひとりだと怖いと感じます。子どもには『気を付けてね、気を付けてね』と、毎日祈る気持ちで帰りを持っています。経費節減で市民を危険不安に追いやるのですか?無人管理にしないよう一日も早く改善してほしい」と要望が寄せられています。自転車駐車場の無人管理の時間帯を置くことは一番大事な「安心、安全」の市民サービスの低下を招いています。よって、以下について早急に対応するよう、要望します。

          記

自転車駐車場の管理は最低一人以上配置し、無人の時間帯はつくらないようにしてください。

以上


(にいざ民報 2022年7月3日 No.1952)