「国葬で弔意強制するな」「統一教会との関与はあるのか」市長と教育長へ共産党市議団が申し入れ

日本共産党新座市議団は、『安倍晋三元首相の「国葬」への対応についての申し入れ』と『統一教会(世界平和統一家庭連合)についての申し入れ』を市長と教育長に提出しました。

内容の要旨は以下の通りです。


国葬への対応について

安倍元首相を内政でも外交でも全面的に礼賛する立場での「国葬」を行うことは、国民の中で評価が大きく分かれている安倍氏の政治的立場や政治姿勢を、国家として全面的に公認し、国家として安倍氏の政治を賛美・礼賛することになります。

安倍元首相に対する弔意を、個々の国民に事実上強制することにつながりかねません。弔意というのは、だれに対するものであっても、弔意を示すかどうかを含めて、すべて内心の自由にかかわる問題であり、国家が弔意を求めたり、弔意を事実上強制することは、あってはならないことです。

今後、「国葬」に関して政府から弔意の表明を求める通知があるかもしれませんが、日本国憲法で定められている内心の自由を侵害することが無いよう要望します。

  1. 政府からの要請があっても、市長・教育長として、「国葬」に参加することを見合わせること。
  2. 公共施設や学校現場に半旗の掲揚や弔意を強制する指示または通達を出さないこと。
  3. 市民および市職員に弔意の表明を強制しないこと。

統一教会についての申し入れ

統一教会(世界平和統一家庭連合)と関係を断つことが強く求められています。新座市において、統一教会(世界平和統一家庭連合)との関係はどうなっているでしょうか。関係をすべで明らかにしてください。

  1. 統一教会(世界平和統一家庭連合)とその関連団体からの寄付金などを、新座市と社会福祉協議会などの関連外部団体が受け取ったことがありますか。あれば、内容をお知らせください。
  2. 統一教会とその関連団体が、新座市の施設を利用したり、市の行事などに参加したことがありますか。
  3. 統一教会とその関連団体とは、今後一切の関係を持つべきではありません。
  4. 統一教会とその関連団体からの被害は無いか、あれば新座市役所に相談するよう、市民に広く呼び掛けて下さい。

国葬で弔意強制するな

(にいざ民報 2022年8月28日 No.1958)