総務常任委員会 西会津町・会津若松市 DX先進自治体を視察

10月25日、26日と新座市議会総務常任委員会は福島県西会津町と会津若松市を行政視察しました。小野大輔市議が参加しました。

25日は「西会津町デジタル戦略、自治体DXにおける官民共創と広域連携について」視察しました。西会津町では集落機能が困難な自治区が増加し、高齢化に伴う医療・福祉分野等の担い手不足、小売店等の滅少など地域経済のさらなる縮小といった課題が顕著になることが予測されています。町営のケーブルテレビを整備し、全世帯に町の番組が視聴できるようになっています。コロナ禍でもケーブルテレビとタブレットPCを活用したオンライン授業を実施できたとの事です。さらに、AIオンデマンドバス交通では、少ない職員とバス事業者が連携し、町内隅々まで行き来できるバス路線を実施していました。

26日は、「スマートシティ会津若松市について」視察しました。株式会社アクセンチュアが開発したデジタル情報プラットフォームはマイナポータルのシステムの一部のモデル事業とのことでした。岸田首相も視察に訪れています。市のデータ、民間のデータ、個人のデータを連携するプラットフォームを企業と開発し、多くの企業と連携を図って活用を進めています。さらに、自治体間でもそのデータ、システムを共有させることをイメージしています。

(にいざ民報 2022年11月6日 No.1967)