厚生常任委員会 泉大津市・御坊市「児童虐待ネットワーク」「認知症の人と築く総活躍のまちづくり」視察
厚生常任委員会は、10月25、26日と関西方面を行政視察しました。笠原進市議、嶋田静枝市議が参加しました。
大阪府泉大津市では、「児童虐待防止ネットワーク」の取り組みについて視察しました。現在は、周産期妊婦へのフォローにも力を入れているとのことでした。市民に周知を図りながら対応をされているとのことでしたが、「テレビで報じられているようなことが起こっても不思議ではない」との現実もあると話されていました。担当課の市民ヘの熱心な対応が具体的に話されました。
和歌山県御坊市では「認知症の人とともに築く総活躍のまちづくり」プロジェクトを視察しました。印象的だったのは、スーパー銭湯のボトルをわかりやすく表示したことです。ボディソープかシャンプーなのか分からず間違って利用されている人が多いと気づき、「からだ」「あたま」とボトルに油性ペンで大きく書いたら、間違える人が減りました。80代の元大工さんにどうしたら運転免許証を返納してもらえるかを考え、お地蔵さんの祠を作ってもらうことで車がなくてもできることを理解して返納してもらえた、等の実践を聴くことができました。認知症の人とよりよく生きる街づくりについて新座市でも生かしていきたいと思いました。
【嶋田好枝・記】
(にいざ民報 2022年11月6日 No.1967)