3月議会 日本共産党議員の一般質問

日本共産党 市政・議会報告

一般質問でみなさんの声を議会に届けました


厚生常任委員 しまだ好枝市議

しまだ好枝議員

高齢者配食サービスの補助金の増額を
西武バス新座営業所の騒音対策について

Q.新座市の高齢者配食サービスは、利用者の方に大変好評です。物価高騰により委託業者の方は、やりくりが大変です。物価が高騰した分の費用を市が負担するようにしてほしい。
A.一食当たりの補助金を他市に比べて多く支出しているところなので、補助金の増額はできないが、状況は注視していきたい。

Q.営業所の近くにお住まいの方から、「冬場のバスのアイドリングの音がうるさくて、早朝目が覚めてしまう。何とか改善してほしい」との声をお聞きしています。防音壁を設置するなどの対策を講じてください。
A.営業所長と面会した。防音壁を設置する考えはない。バスの配置場所、バスの向き、従業員へ駐車ルールの周知徹底などに取り組んでいることを確認した。


副議長・総務常任委員 小野だいすけ市議

小野だいすけ市議

「大軍拡・大増税止めよ」市長が発信を
北部地域の児童館・図書室の充実を

Q.岸田政権は5年間で43兆円の大軍拡・大増税を進めようとしている。新座市には、米軍の大和田通信基地、陸上自衛隊の朝霞駐屯地がある。軍拡すれば、新座市が標的になる。沖縄県知事デニー氏はアメリカにまで行き、住民の立場で発信している。「大軍拡・大増税するな」を市長が発信すべきだ。
A.一般論でいえば、基地は危険な施設だ。情勢と政府方針を注視していく。国政のことは、国会で議論すべきと考えている。

Q.三軒屋公園等複合施設整備計画にある民間一括発注で企業のもうけを優先させるのではなく、児童室・図書室等の市民要望の高い施設を充実させるべきだ。
A.様々な提案がある。責任をもって、よりよい施設になるよう進めていく。


建設常任委員長 石島よう子市議

石島よう子市議

にいバスのコース変更に伴う対策を
癌患者に医療用ウイッグ等購入費補助を

Q.にいバスのコース変更に伴い、栗原方面から老人福祉センターえがおの里ヘ直通できなくなり、スムーズな乗り継ぎも往復各一便のみです。西武バスを利用する場合に交通費補助など何らかの対策ができないか。
A.新たに開始する乗り継ぎ券制度を活用すれば、時間はかかるが負担が軽減される。補助する考えはない。

Q.癌患者に対する医療用ウイッグ等購入費補助を行う自治体が全国で広がっている。本市でも補助すべき。
A.アピアランスケアの必要性は認識しているが、市独自の補助制度は難しい。国や県の補助制度ができた場合は助成していきたい。

その他.①生活保護の冬季加算特別基準を適用すべき。②難病患者支援金の復活を。③就学援助制度の拡充を。


厚生常任委員 笠原すすむ市議

笠原すすむ議員

国民健康保険税は高すぎる
子どもにかかる税(均等割)は廃止を

Q.国民健康保険税は高すぎる。子どもの税(均等割)を廃止すべきだ。年収400万円で妻と子ども2人で暮らす同じ条件で比較すると、国保税は43万8000円、中小企業で働く協会けんぽは23万7456円、公務員は22万752円。国保税は他の2倍近く高い。国保税のみに加入者一人ひとりに均等割という税がかけられている。せめて、子どもへの税(均等割)は廃止すべき。新座市独自の補助制度を創設せよ。
A.国保税は他と比べ高いとは思う。全国市長会として子どもの均等割の減免の拡大を要望している。県内では10市町村で独自の補助制度を実施しているが、新座市で実施するのは困難なので、子どもの均等割廃止を国に強く要望していきたい。


建設常任委員 小野ゆみこ市議

小野ゆみこ議員

にいバスのアクセスを良くするべき
ケア労働者に定期的に抗原検査のキット配布を

Q.にいバスのルートや便数が令和5年4月から変更されました。運行本数は増えますが、新座市役所での乗換えの接続が不便です。もっと接続がよくなるように考えるべきです。
A.にいバスは路線バスを補完する役割であることから、路線バスと競合しないように見直しを行い、それぞれのバス事業者が持続可能な運行を維持できることを目指しました。にいバスルートは路線バスと重複しないよう、運行事業者と協議の上、再編しました。

Q.ケア労働者の方に手軽に検査が可能な抗原検査キットを定期的に配り、クラスターの抑制につながるようにするべきです。
A.これまで県が主体となって実施しています。市で独自に抗原検査キットを配布する予定はありません。


文教生活常任委長 黒田みき市議

黒田みき市議

小中学校トイレに生理用品の常備を
バス待ち環境の改善のため、バス停にベンチを

Q.生理の尊厳の問題は、人権尊重やジェンダー平等実現のための新しい課題です。トイレットペーパーと同様に、公共施設や小中学校に生理用品の常備を。
A.小中学校では現在、保健室に生理用品を用意して、子どもたちへのケアを行っている。今後の生理用品の社会的インフラ整備の進捗を見極めながら、検討していきたい。

Q.新座警察署前、第二中学校バス停、旧川越街道近くの野火止用水沿いにベンチの設置を求める声が寄せられている。設置せよ。
A.西武バスは「設置は難しい」との意向である。にいバスのバス停については、ベンチを設置することが利便性の向上に繋がることは承知しているので、4月からのルート変更の状況を見て検討していきたい。


(にいざ民報 2023年5月14日 3月議会報告号)