にいバス乗客数1637人約3割減! 令和5年度4月から新時刻表になって

小野だいすけ市議
小野だいすけ市議

6月13日、新座市議会本会議一般質問で小野大輔市議が、にいバスの新時刻表が後退し、苦情がたくさん出ている問題を取り上げました。

小野議員:4月に改訂された新時刻表で、特に志木コース(旧北コース)で苦情が出ている。どのような意見が出ていますか?

まちづくり未来部長:以前より使いにくくなったという意見をいただいています。

小野議員:要求した資料(下表)の中で、新時刻表になってから乗客が1637人減少しています。約30%の減です。にいバスを利用している市民は、病院や公共施設へ行くために定期的に利用しています。経済的な理由から民間バスは定期的に乗れないからにいバスを利用している方が多くいます。乗客が減ったという事は、外出を控える人が増えていることが想定されます。そういう認識はありますか?

まちづくり未来部長:そういう方がいるという事は認識しています。しかし、4月からの改定は、バスの運転手不足、労働時間、路線バスとにいバスとの競合等の課題を改善する事も含んでいるものです。

にいバスのルート別乗客数 小野大輔市議要求資料

新時刻表は撤回し、旧時刻表を基に充実させよ

小野議員:高齢者が多い新座団地にはにいバスの充実が必要です。新座団地東、北野中央、入口などは路線バスのバス停がありません。こういう地域のにいバスの時刻表を後退させることはあってはならないと考えます。旧時刻表を維持するかプラスアルファで充実させるべきだったと考えますが、どのようにお考えですか?

市長:時期を今約束することはできないが、改定を行う時は、そうしたご意見を含めた検討をしていきたい。


一般質問終了後、傍聴に訪れていた保坂フミ子元市議と日本共産党北後援会が集めた「にいバス」の新時刻表を撤回し、旧時刻表を充実させ利便性を向上させることを求める要望署名を秘書広聴課長に手渡しました。

保坂元市議は、「11時台の北野入口のバス停から志木駅に行くバスがなくなりました。1日に2、3回と病院に行く人がいます」「朝の6時台に2本バスがありますが、そんなバスは使えません。使った人が、病院で何時間も待つことになったと話していました。使えるにいバスの便を増やしてください!」と訴えました。

秘書広聴課長に署名を手渡す、保坂元市議と小野大輔市議
秘書広聴課長に署名を手渡す、保坂元市議と小野大輔市議

(にいざ民報 2023年6月25日 No.1996)