高齢者いきいき広場の充実を 緊急連絡システムを固定電話以外でも利用できるように

しまだ好枝市議
しまだ好枝市議

嶋田好枝議員は、12月11日の一般質問で取り上げました。

高齢者いきいき広場は、令和6年4月から、市の運営で週6日間開き、火曜日を休館日とする事になりました。

嶋田議員】高齢者いきいき広場は、今までは4日間市が運営し、残りは自主運営してもよいということになっていました。市は、「高齢の方に自主運営を続けていただくのは厳しい」と認識されています。来年度については、元のように7日間に戻し、市が責任をもって運営するべきではないでしょうか。

市長】来年度からは、週6日間開館します。高齢者いきいき広場の管理業務を社会福祉協議会に委託することとしました。これまでの機能を維持しつつ、地域福祉におけるネットワークづくりや、相談支援等を行う活動拠点としての機能を持つ施設として、拡充したいと考えています。

嶋田議員】新しい取り組みについては、どのような内容でしょうか。

いきいき健康部長】令和6年度から生活支援コーディネーターを配置し、にない手の発掘、ネットワークの連携、生活困窮などについて、地域の中で解決していきたいと考えています。これから、社協との調整を図っていきます。夏ごろには、意見を聴く場を設け、利用されている方にアンケートも取っていきたいと考えています。

緊急連絡システムを固定電話以外でも設定できるように、調査研究を深めていきます。

嶋田議員】高齢の方で、固定電話を持たない人が増えています。そうなると緊急連絡システムを利用したくてもできないことになってしまいます。固定電話以外でも対応できるように新座市でも実施すべきです。

市長】近隣市の情況を聞いて、調査・研究を深めていきたい。

嶋田議員】蕨市では、自宅内のみ利用できる「モバイル型」機器を貸し出ししています。「大阪ガスセキュリティサービス」に委託していて、利用料金は、無料です。上尾市は、「アルソック」と契約していて、駆けつけ業務、見守りセンサー等のサービスが受けられます。費用は、月に三千円ですが、千五百円は、市が負担します。住民税非課税世帯は、無料です。新座市でも、無料で設置できる方法を検討していただきたい。

いきいき健康部長】固定電話に取り付ける方は、増えています。しかし、固定電話以外の設置についても必要性はあるので、今後調査・研究をしていきたい。

(にいざ民報 2023年12月24日 No.2018)