東武バスが「にいバス」事業から撤退を表明 共産党市議団が継続を求めて市長と懇談

「にいバス」の運行を委託している東武バスウエスト(株)から、「市内循環バス事業からの撤退について(お願い)」という文書が、12月下旬に並木市長に届いたことがわかりました。

内容は、現在のバス業界は深刻な運転手不足と燃料高騰によって経営環境が危機的状況にある。さらに2024年問題と言われる運転手の拘束時間短縮や休息時間延長など、働き方の改善に伴う路線バスの運行回数の見直しを進める中で、現在の運行を維持できるだけの運転手が確保できずに厳しい状況にある。そのため令和6年度末(令和7年3月末)で、「にいバス」の運行から撤退したいというものです。同様の文書は、東武バスにコミュニテイバスの運行を委託している朝霞市や和光市など県内の自治体にも届いています。

共産党市議団は12月27日並木市長に「東武バスウエスト及び市内バス事業者と協議し、『にいバス』を継続できるよう」求める要望書を提出し、1月4日に懇談しました。

市長は「東武バスは詳しい説明会を行うということなので、朝霞市、和光市、富士見市と対応について相談する。継続できるよう頑張りたい」と述べました。

共産党市議団が「にいバス」継続を求めて市長と懇談
共産党市議団が「にいバス」継続を求めて市長と懇談

(にいざ民報 2024年1月14日 No.2019)