福祉の里体育館の夜間利用再開をするべき 敬老祝い金を77歳から支給に戻すべき

小野ゆみこ市議
小野ゆみこ市議

小野由美子市議は、12月8日の一般質問で、福祉の里体育館の夜間利用を再開することについてと、敬老祝い金の復活について質問しました。

福祉の里体育館の夜間利用を復活することについて

小野:福祉の里の夜間利用は、市民の福祉の向上に係る点でも大切なことです。改修工事後に夜間利用を再開するべきではないでしょうか。福祉の里の夜間体育館利用の廃止でカットされた経費は人件費のみでした。雇用の促進にもつながることになるので、再開をするべきでは。

教育長:全庁的な公共施設運営の在り方の見直しにより、令和3年に廃止しました。体育館の施設の運営については、施設の有効活用、費用対効果等を考慮した上で、ほかの体育施設も含め、総合的に考えています。
現時点においては、福祉の里体育館の夜間利用を再開する予定はございません。

小野:運営の在り方でとのことですが、テニスコートや総合体育館も夜間の利用をしております。廃止になった理由はなんですか。

担当部長:福祉の里については複合施設であるので、夜間に稼働していたのが体育館のみで、そのような状況を勘案する中で受付業務の委託先でありますシルバー人材センターが夜間のみに配置をされて、閉館時にも戸締まり等対応していたという経緯があります。体育館だけ開けるということになると、施設の安全ですとか防犯等とかそういったことに配慮する必要があると思っています。

敬老祝金を77歳から支給に戻すべき

小野:以前のように77歳からの敬老祝い金を復活させるべきではないでしょうか。市改50年を越えました。その頃の新座市の発展を支えてくれた方々が今まさに対象となっています。この新座市の発展の立て役者だった方へのお礼の意味でも77歳からの再開をするべきではないでしょうか。

市長 高齢化が進行し、対象者が著しく増加しています。今後ますます高齢者人口が増加し、そして高齢者福祉に対する予算の増加が確実に見込まれる中で、対象者や支給額を元に戻すことは難しいというふうに考えております。

小野:近隣の市でも、朝霞市なども支給しています。ぜひその辺の検討というのは考えられますか。

担当部長:財政を考えますと復活は難しいと考えております。

(にいざ民報 2024年1月21日 No.2020)