国民健康保険税(令和6年度〜9年度)連続値上げ提案 1人4万円の値上げ、4人家族で16万2千円値上げ

昨年12月25日に新座市国民健康保険運営協議会が開かれ、市当局は今後4年間(令和6年度〜9年度)の国民健康保険事業特別会計予算見通しを公表しました。そして、市議会議員選挙後の第1回定例会(3月市議会)に今和6年度の国保税の値上げ案を提出することを公表しました。一人当たり9826円も大幅値上げです。

国保税は共済の2倍

国民健康保険税は他の健保組合や協会けんぽ(中小企業で働く人が加入)、共済(公務員)と比べ、現在でも2倍近く高いのにさらに大幅な値上げなど絶対許せません。日本共産党は反対です。国保税の値上げ問題は2月の市議会議員選挙の大きな争点です。

会計は黒字なのに値上げ?

市当局の見通しでは、令和6年度から毎年大幅な値上げ(表1を参照)で4年間で一人平均4万499円もの値上げとなります。4人家族で16万2千円の値上げです。

新座市の国民健康保険事業特別会計は、毎年黒字で値上げする必要はありません。しかし、自民・公明政府は、市町村単位の国保会計を認めず、県単位の国保会計に統合し、一般会計からの繰入金をゼロにさせ、国の負担金を減らしたため国保会計の財政基盤が弱くなったのです。自公政府の悪政が、国民健康保険税の値上げとなり、国保加入者を苦しめているのです。力を合わせて自公政治を転換させましょう。

国保税は家族構成などによって異なります。令和6年度の値上げ案を表2と表3に示しました。不明な点は市役所の国保年金課か日本共産党市議団に問合わせください。

表1 一人当たりの値上げ額

表2 被保険者2人(50歳代夫婦2人)、固定資産税6万円あリ

表3 被保険者4人(40歳代夫婦2人、小学生1人、未就学児1人)固定資産税6万円あり

(にいざ民報 2024年1月21日 No.2020)