あたご・菅沢通りに歩道の設置を 中野地域の交通不便解消対策の具体化を

嶋田よしえ市議
嶋田よしえ市議

あたご・菅沢通りに歩道の設置を

他の拡幅事業との兼ね合いや財政状況を勘案しながら、機会をとらえて整備を進めたい

嶋田好枝市議は、12月11日の一般質問で取り上げました。

嶋田議員】この道路は志木街道に出られる抜け道となっているため、交通量が年々増えています。住民の方から、「車の量が非常に多い。ダンプカー、トラック、バスも通り、とても危険だ。早く歩道をつけてもらいたい」と要望されています。歩行者の安全を守るためにも、早急に歩道をつけるべきです。

市長】現在は一部区間のみ歩道が整備されています。整備率は10%です。機会をとらえて整備を進めていきたいと考えています。

嶋田議員】あたご・菅沢通りの歩道について、計画はあるとのことですが、計画上の位置づけはどのようになっているのでしょうか。

インフラ整備部長】新座市道路整備基本計画があり、その中で、志木街道から恵山通りまでは児童遊園側に2mの歩道の計画の位置づけがあります。

嶋田議員】例えば、畑の地主さんと交渉するなど、何とか進めていく方向を考えることはできないのでしょうか。

インフラ整備部長】例えば沿道で建築工事等があった際、その段階で計画に基づいた協力等ができないかどうかというような交渉は、させていただきたいと考えています。

嶋田議員】市民の安全を守るという点で、対応策はあるのでしょうか。

インフラ整備部長】現時点では、今進めている事業を優先させたいと考えています。

中野地域の交通不便解消対策の具体化を

地域のニーズや交通事業者の動向に注視しながら進めていきたい

嶋田議員】アンケートには、路線バスだけでなく乗合タクシーの項目がありましたが、それらも選択肢の中にあるということでしょうか。

まちづくり未来部長】デマンド交通・乗合タクシーも、選択肢として考えています。

嶋田議員】アンケートの結果を重視して進めていくということで良いのでしょうか。

まちづくり未来部長】アンケート結果は重視して、施策に反映できるように努力したいとは思っています。ただ、事業相手の所はあるので、交渉の部分も今後出てくると思います。

嶋田議員】今後の見通しについてお知らせください。今年度中には結論を出すという方向はないのでしょうか。

市長】地域公共交通計画を今後立てていきますので、その中の位置づけも必要だと思います。今回のアンケートを今集計しておりますので、これも重視しながら早急に対応はしていきたいと思っています。時期についてはここで限定することはできませんので、鋭意努力していきたいと思っています。

(にいざ民報 2024年1月28日 No.2021)