スポーツ施設の指定管理者は公募と決定「スポーツ協会職員の雇用と給与は守る」が必須条件
笠原すすむ議員
笠原進市議は、3月13日の一般質問でスポーツ施設の指定管理者の指定について取り上げ、次のように発言しました。
笠原:総合運動公園、市民総合体育館などのスポーツ施設は、公益財団法人新座市スポーツ協会が管理しています。今後も職員の雇用なども考慮し、市スポーツ協会を指名すべきと、私は主張してきました。公募に決まったそうですが、職員の雇用問題はどのように協議されたのでしょうか。今後のスケジュールについても伺います。
並木市長:2月9日の指定管理者候補者選定委員会で選定方法を公募、選定期間を5年とすることを決定しました。市スポーツ協会の職員の雇用と現行の給与水準を維持することを必須条件とすることを決めた。
金子教育長:本市のスポーツ施設拡大・充実は、スポーツ協会職員の人員を含めた組織体制の強化と深い関わりがあるという観点から、スポーツ協会職員の雇用を維持することを必須条件としました。市スポーツ協会は施設の管理だけでなくて、本市スポーツレクリエーション活動の推進役・まとめ役になっているわけです。今後市民サービスの向上と効率的・効果的な施設管理の運営が図られた上で公募に応募していただきたいと考えているところです。
笠原:公募であっても市スポーツ協会職員が職を失うとか賃金がダウンすることはないとの答弁で安心しました。そのことは公募の中でどのように守られていくのでしょうか。
斉藤教育総務部長:選定委員会で部会が設置され、私が委員長となりました。今後、募集要項や仕様書などを作成していくのですが、例えば、応募する事業者から雇用維持の計画等を提示させて、そこに重点を置いて選定するなどの方法が考えられます。詳細については、今後きちんと詰めていきます。
指定の今後のスケジュールは下表を見てください。
スポーツ施設指定スケジュール
令和6年2月9日 新座市指定管理者候補者選定委員会開催選定方法を公募、指定期間を5年とすることを決定新座市体育施設等指定管理者候補者選定検討部会の設置を決定
5月下旬 新座市指定管理者候補者選定委員会(募集要項、選定基準、仕様書等の決定)
6月 募集要項の告示・配布・応募者説明会の実施
7月 申請書類の受付開始
8月〜9月 応募者の審査
10月下旬 新座市指定管理者候補者選定委員会(指定管理者候補者の決定)
12月 令和6年第4回定例会議案提出
令和7年3月下旬 基本協定書の締結
(にいざ民報 2024年4月7日 No.2028)