国保税の均等割 18歳以下の全額減免を実現――茨城・取手市

取手市では、この4月から国保税の子どもの均等割2万1000円を全額減免する予算が3月議会で可決されました。党市議団は社保協などと署名運動などにとりくみ、2018年度は県内初の18歳以下半額減免を実現、22年度は第2子以降全額減免へと拡充させてきました。

党議員の「44億円の国保基金を活用し、(第1子も)全額減免はできる」との論戦が議会を動かし、昨年12月議会では市に全額減免を求めた「国民健康保険税の減免措置の拡大を求める決議」が全会一致で採択され、当初予算に盛り込まれたもので、党市議団の画期的な成果です。

【減免予算】2467万1800円(第1子減免:1612万3100円 第2子以降:854万8700円)

【対象者数】18歳以下被保険者数:1481人(第1子:750人、第2子以降:731人)

【財源】減免分は減収となるため国保財政調整基金を活用(24年3月末時点:39億7700万円)

減税

(にいざ民報 2024年6月2日 No.2034)