エアコンの改修を ICカードの整備を 新座市教職員組合からの陳情が「継続審査」に

猛暑の夏、冷え込む雪の日の時にも快適な環境で勉強できるよう、新座市の小中学校にはエアコンが整備されています。新座市教職員組合から「室内機から水滴が垂れる、設定温度が下がらない」状況が多く発生したため「エアコン改修を早急に」等の陳情が提出されています。

文教環境常任委員会の審議で以下のことがわかりました。「小中学校には1024台のエアコンがあり、フィルターや内部の分解掃除などに一台当たり3万5千円、全体で約3500万円。3年計画で1200万円を予算化する方向」です。

同じく新座市教職員組合から、「教職員の勤務時間をICカードにより管理を」との陳情が出されています。教職員の長時間勤務や過労死が問題となっている昨今、文科省も「学校における働き方改革」で勤務時間の早急な把握を提言しました。

今までの審議の中で、「ICカード化には専用パソコンやソフトなど一枚当たり1万~1・5万円で導入できる。11月30日に23校分、約33万円購入し、1月19日に手渡しし、実際に学校現場で使い始めている」ことがわかりました。

工藤市議(共産党)は「陳情を採択し議会も大賛成であることを示そう」と述べましたが「継続審査」となりました。

(にいざ民報 2018年2月11日 No.1752)