米軍機の苦情・住民に情報開示を 米軍機の苦情・住民に情報開示を
共産党の塩川鉄也衆院議員は内閣委員会で防衛省がオスプレイを含む米軍機飛行の苦情に関する情報公開を、米側に合わせて後退させたと追及しました。
防衛省はこれまで、住民から米軍機飛行に関する苦情を受け付けた際、米軍に対して米軍機かどうかの確認を求め、その回答を得てきました。しかし、昨年8月以降、米軍機かどうかの確認をやめています。
その理由について防衛省の深山延暁地方協力局長は「米軍が昨年8月以降、個別の米軍機の飛行の有無については、運用上の理由から原則として逐一明らかにしないとしたため」と答弁。
米軍から回答しないと言われたら「はい。わかりました」なのか。沖縄だけでなく日本全国で米軍機の訓練による騒音被害がまかり通っている中で、こんなことで日本政府としての役割が果たせるのでしょうか。
しっかりと米軍に回答させるのは最低限のこと。米軍の危険な訓練飛行はきっぱりとやめさせるべきです。
追及する塩川議員=13日内閣委員会
(にいざ民報 2018年4月29日、5月6日 合併号 No.1763)