いきいき広場を4月以降も存続を!存続が無理であれば、自主運営を認めてほしい!

新座市は「財政が大変だ」ということを理由に、41事業の見直しを検討しています。その中には、「市内5か所にある高齢者いきいき広場を休止する」という内容も合まれています。

新堀保育園の中にある新堀いきいき広場を利用されている方々は市長宛の署名に取り組み、短期間に200筆を集め、2月5日に署名用紙を提出し、「新堀いきいき広場を4月以降も存続を。存続が無理であれば、自主運営を認めてほしい」と要望しました。市長は忙しいということで、秘書広聴課の高山副課長と長寿はつらつ課の加藤課長が会ってくださいました。日本共産党市議の石島陽子と嶋田好枝も同席しました。

新堀いきいき広場の方から3点の質問

  1. なぜ休止になってしまったのか。
  2. 利用者が入っていないいきいき広場管理運営委員会では、反対意見は出なかったと聞いている。いきいき広場管理運営委員会のメンバーは誰なのか。それは誰が決め、指名したのか。
  3. 「公共施設の在り方を見直す」とのことだが、ふれあいの家や公民館、コミセン、笑顔の里なども開所日数や時間の見直しをされたようだが、なぜいきいき広場だけが休止なのか。

参加者の切実な声

「削減案があっても良かったのではないか。いきなりゼロはおかしい。利用者の意見を聞くのが行政の在り方ではないか。福祉サービスの不公平感を感じる。行政は高齢者のことを考えていないのではないか。楽しみにしているものを取り上げないでほしい。代替案もなく、休止では、『高齢者は引きこもりなさい』と言っていることになる。高齢者は行き場がなくなってしまう、2、3日でも開けないのか。無理であれば、代替の場所を考えて欲しい」などの切実な声を聴いてもらいました。

3点の質問については、早めに回答をしてほしい旨伝えました。高山副課長は、「皆さんの声を市長に伝えます。早めに回答をします」と答えました。

新堀いきいき広場は150名もの方が参加されていて、高齢者の方々の憩いの場・交流の場となっているので、今後も存続してほしいと強く思いました。実際に利用されている方々の意見を聞くことこそ大切です。いきいき広場の趣旨は、「高齢者の健康の保持増進及び介護予防を図るため、趣味活動、仲間づくりの場とする」と明記されています。

(嶋田市議・記)

署名用紙を手渡す新堀の皆さん
署名用紙を手渡す新堀の皆さん

(にいざ民報 2021年2月14日 No.1890)